ソニーと対峙した天才ハッカーがフェイスブックに入社

2011年6月29日  |   |  ニュース

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記憶に新しいソニーの個人情報がハッキングされた事件。この事件のきっかけ(?)になったのが天才ハッカー、ジョージ・ホッツ氏のPS3のセキュリティを解除するジェイル・ブレイクでした。

さかのぼること4年前、2007年8月にホッツ氏はアップルのiPhoneのジェイル・ブレイクに成功しました。iPhoneはアメリカのAT&Tに限って接続できる端末でしたが、ジェイル・ブレイクする(セキュリティを解除する)ことでAT&Tに限らず、どこの通信事業者でも接続できるようなります。日本でいえば、ソフトバンクでしかつながらないiPhoneがNTTドコモでもauでもつながってしまうわけで、アップルとしては色々と困ります。

アップルも黙っていなく、iPhoneを改良してブロックしたのですが、また破られてしまい、その後はどうなったのかは分かりません。

当時、ホッツ氏は高校を卒業したばかりの17歳だったため、非常に注目される事件でした。



ホッツ氏は次のターゲットをPS3に移し、何年も破られていなかったPS3のセキュリティまでも見事に破ってしまいました。セキュリティを破ることで、所謂、海賊版のソフトでも動かせる状態になってしまいます。破るだけなら大きな問題には成らなかったのかもしれませんが、ホッツ氏は、この海賊版も動くプログラムをブログ上で公開してしまったから大変です。結局、ソニーに訴えられ、法廷で争うことになりました。


その対策として、ソニーはさらに強固なセキュリティを確保するためにPS3のネットワークサービスに制限をかけることになるのですが、そのソニーの行為に多くのハッカーが反発し、PS3のネットワークサービスから個人情報を盗む行為に出るという、冒頭の個人情報のハッキング事件につながるわけです。



アップルのiPhoneをジェイル・ブレイクしたホッツ氏がFacebookに入社したとの記事。しかも、ずっと開発が進んでいなかったiPad用のFacebookアプリを開発すると聞きます。アップルのiPhoneのセキュリティを破った彼がアップルのアプリを開発する。皮肉ですが面白いタッグです。「昨日の敵は今日の友」そんな言葉があるように、アメリカでは争った相手であっても許し味方にする文化があります。(アメリカの戦争が正にそうですよね)

このような考え方は日本も見習って欲しいと思います(特に政治関係)。

ホッツ氏が入社したことで、Facebookのスマートフォンアプリの開発が一気に進むのではと思っています。Facebookは、PCからの接続よりもスマートフォンからの接続の方が圧倒的に多く、最近リリースされたチェックインクーポンもスマートフォンの使用が前提のサービスです。

Facebookのポイントも普及してきましたし、Facebookプラットフォーム上で、友人の「いいね!」やクーポンの情報をたどって情報を見つけ、買い物をし、そのまま決済まで完了する。

そんな時代になるのかもしれませんね。


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記事を書いた人

ビーダッシュ株式会社代表取締役兼ウェブプロデューサー。Webサイトの設計からプロモーションの企画まで幅広く対応。ソーシャルメディアの可能性に魅了され、日々研究中。 Facebook  Twitter

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